生成AIセキュリティ対策
ソリューション

セキュリティ・ガードレールの設計・構築・運用を通じて、
生成AI活用を安全に支援します。

こんな課題を抱えていませんか?

生成AIを業務で扱う上での主要なリスク

プロンプト
インジェクション

※プロンプト改ざん攻撃

悪意のある入力によってAIが不正に誘導され、機密情報の漏えいや誤動作が発生するリスク。

PII漏えい

※個人情報

入力・出力のミスにより、個人情報が漏えい。法令違反や顧客信頼の毀損に直結するリスク。

ハルシネーション

※誤情報生成

もっともらしいが事実とは異なる情報を生成し、誤判断や業務上の意思決定ミスを招くリスク。

モデルポイズニング

※不適切学習による誤作動

悪意あるデータや誤った学習により、AIの判断が歪み、偏った出力や操作不能な状態に陥るリスク。

生成AI向けセキュリティソリューション

生成AIのセキュリティ・ガバナンスを業務に組み込むには、
利用目的や業務フローに応じた、"継続的な対策設計と運用" が欠かせません。
当社のセキュリティ特化型支援チームが、導入フェーズから運用・改善まで、
リスクに応じたガードレール設計を支援します。

提供プラン

お客様の状況や目標に合わせて、3つの段階的なプランをご用意しています。

ベーシック

簡易アセスメント+環境テンプレート展開

特徴・ポイント

生成AIを安全に活用するために必要な 基礎的なガイドラインとチェック体制 を整備。
小さな投資で「安心して試せる環境」を構築し、将来の本格導入に向けた足場を固めます。

対象となる企業

・まずはガイドラインや規定を整えたい企業
・リスクや適合性を可視化し、監査や社内承認に備えたい企業

サービス内容

  • ベースガイドライン(主要ガイドラインを踏まえたわかりやすい指針)の提供
  • 標準チェックリスト・報告テンプレート
  • 簡易アセスメント(セキュリティ&ガバナンス、生成AIアプリケーションの可観測化)
  • リスク登録簿(想定リスクの見える化)・運用SOPドラフト(標準手順のたたき台)
  • 移行ロードマップ(PoCから本格導入までの道筋)
  • [オプション] 疑似攻撃による脆弱性診断レポート、MLFlowによるデータガバナンス評価

スタンダード

既存AIアプリケーションへの安全な統合

特徴・ポイント

社内システムや業務に「安全な生成AIアプリケーション」を組み込み、セキュリティを担保しながら現場で安心して使える状態を実現します。

対象となる企業

・FAQや社内ポータル、開発者向けツールなどにAIを導入したい企業
・セキュリティを担保しつつ業務効率化を進めたい企業

サービス内容

  • セキュリティ製品の選定・設計・導入支援
  • AI Gateway導入(API統合管理/プロンプト最適化/利用量の最適化)
  • レスポンスキャッシュによるコスト最適化
  • 監査基盤の整備(Unity Catalog Lineage+監査ログ)
  • 運用フローへの組み込み、SREダッシュボード

エンタープライズ

セキュリティ製品連携+AI/Ops運用・継続改善

特徴・ポイント

実行時の防御から可視化・監査・改善までを包括的にカバー。
大規模かつ規制の厳しい環境でも、AI活用を継続的に安全に運用し、組織全体で安心して利用できる状態を維持します。

対象となる企業

・大規模展開を進める企業
・全社規模でのAI展開を進め、セキュリティ審査や監査対応を重視する企業

サービス内容

  • 自動レッドチーミングによる脆弱性検証(Cisco AI Defense)
  • シャドーAI可視化(Access/Visibility)
  • Runtime防御/セマンティックキャッシュ/モデル・ベンダールーティング最適化(F5 AI Gateway)
  • 運用監視サービス(継続的な監視・検知・運用・コスト最適化)
  • 改善提案とアップデート(新ガイドライン・法令対応)
  • 監査パッケージ(設計書、リスク登録簿、インシデント手順、証跡エクスポート)

取り扱いソリューション

AWS Bedrock Guardrails

Azure AI Content Safety

大規模言語モデルの誤出力制御やセーフプロンプトを支援する専用ガードレール機能。

Databricks

RAGや各種モデルの構築に用いるデータに対して適切なガバナンスを適用。

F5 AI Gateway

プロンプトフィルタやポリシー制御に対応した、APIゲートウェイ型セキュリティ基盤。

Cisco AI Defense

AI出力の管理・制御や、組織向けセキュリティガバナンス機能を統合。

選ばれる3つの理由

reason_1

生成AIに最適化された
セキュリティ設計

プロンプト、出力、学習データなどAI特有のリスクに応じた設計思想で構築。既存の境界防御に依存しません。

reason_2

PoCから本番まで
伴走する導入支援

AI活用の段階に応じて、初期設定・技術選定・体制整備・教育・改善サイクルまで柔軟に対応します。

reason_3

運用フェーズまで
見据えた仕組み化

出力監視・モニタリング・継続改善まで一貫対応。守りの強化だけでなく、現場の負荷も軽減する仕組み化を提案します。

ユースケース

誤入力による情報漏えいを防ぐ:社内生成AIの安全活用

社内ナレッジ共有や社内向けChatGPTの試験運用を進める中で、従業員が個人情報や営業秘密を誤って入力・出力してしまうリスクが顕在化。

対策例:

  • プロンプト入力内容のフィルタリングと監査ルールの設計
  • PII・内部機密の自動マスキング
  • ユーザーごとのアクセス権・出力制御の設定

不適切回答による信頼毀損を防ぐ:顧客対応AIの品質管理

FAQ応答や契約説明など、外部公開業務に生成AIを活用する中で、誤情報・不適切表現・ステークホルダーに不利益な出力が懸念に。

対策例:

  • 出力内容のハルシネーション検出とNGワード監査設定
  • 出力ログの記録・フィードバックフローの構築
  • モデル回答に対する人手レビュー支援の設計

よくあるご質問

Q

まだ本格導入前ですが、PoC(試行導入)からでも対応できますか?

A

はい、可能です。用途や業務に合わせて最小構成でPoCをご支援し、リスク評価や効果検証を通じて本番導入に向けた設計までサポートします。

Q

技術的な知識がないと導入や運用は難しいですか?

A

いいえ、ご安心ください。非エンジニアの方にもわかりやすい形で運用設計や教育を行い、部門横断で活用できるようにご支援します。

Q

情報漏えいや誤回答といった問題を"どのように"防げるのですか?

A

主に4つの観点で対策を講じます。具体的には、入力制御(プロンプト)、出力監査(ハルシネーション検知)、学習データ管理、継続的な改善です。これらを段階的に整備することで、AI活用に"安心"を付加できます。

Q

何から始めればよいか分からないのですが、相談できますか?

A

はい、大丈夫です。まずは「生成AIをどのように使いたいか」「どんな不安があるか」をヒアリングし、最小構成のガードレール設計からご支援します。

導入の流れ

1

初回ヒアリング・ユースケース確認

活用目的、業務利用シーン、現状の懸念や制約を整理します。

2

リスク分析とガードレール設計

想定されるAIリスク(情報漏えい・誤出力など)を可視化し、業務フローやセキュリティ要件に応じた対策方針を設計します。

3

ソリューション選定と構築支援

目的や環境に応じて、F5 / Cisco / Azure / AWSなどの製品を組み合わせ、ポリシー制御・マスキング・出力監査などを実装します。

4

テスト・PoCによる動作検証

開発環境・サンドボックス環境で動作・リスク耐性を検証し、本番導入に向けた調整を行います。

5

運用開始・監視体制の構築

出力ログ・プロンプト履歴のモニタリングやアラート通知などを設計。現場での活用状況に応じて管理者の運用負荷を最小化します。

6

継続改善・ルール更新支援

モデルの挙動・法令の変化・業務範囲の拡大に合わせて、ルール・システムを継続的に見直し、適用範囲を拡張していきます。

イベント情報

生成AIセキュリティに関するセミナー・ウェビナーを開催しています

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受付中

最近よく聞くレッドチームって何?生成AIへの攻撃者視点からDX時代のセキュリティを入門

2025年10月16日(木)12:00 〜 12:30
オンライン開催(Teams)
無料
申込む
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受付中

進化する脅威に備える。"生成AIセキュリティ対策

2025年9月25日(木)12:00 〜 12:30
オンライン開催(Teams)
無料
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終了

最近よく聞くレッドチームって何?生成AIへの攻撃者視点からDX時代のセキュリティを入門

2025年9月18日(木)12:00 〜 12:30
オンライン開催(Teams)
無料
終了
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進化する脅威に備える。"生成AIセキュリティ対策"

2025年8月26日(火)12:00 〜 12:30
オンライン開催(Teams)
同様の内容を9月25日録画配信します。
終了
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従来のセキュリティでは守れない。生成AI時代の“新・リスク管理”

2025年7月24日(木)12:00-12:45
オンライン開催(Teams)
同様の内容を9月25日録画配信します。
終了

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ご相談は無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。